山田花織×渡部美蕗　デュオコンサート

【曲目】

ヘンデル：歌劇「エジプトのジュリアスシーザー」より
“もし私に哀れみをくださらなければ” Se pietà di me non senti

プーランク：愛の小径　Les chemins de l’amour　　そのほか

【プロフィール】

山田花織（ソプラノ） Kaori Yamada , soprano

北海道札幌市出身。北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース声楽専攻を卒業後、東京音楽大学大学院声楽専攻オペラ研究領域を給付特待生として修了。第66回・第68回全日本学生音楽コンクール北海道大会第1位（全国大会入選）、第28回ハイメスコンクール第1位。さらに、第3回サン・コロンバーノ国際声楽コンクール（伊・ピアチェンツァ）宗教曲部門第1位、第16回ジュゼッペ・ディ・ステーファノ国際声楽コンクール（伊・トラーパニ）第3位、第3回ベッルーノ国際音楽コンクール（伊・ベッルーノ）声楽部門第1位、第8回レナータ・テバルディ国際声楽コンクール（サンマリノ共和国）バロック部門ファイナリストなど、国内外のコンクールで優秀
な成績を収める。
2015年より渡伊。クラウディオ・アバド・ミラノ市立音楽院を最優秀賞で卒業。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学国際サマーアカデミー、ノヴァーラ・コッチャ劇場オペラアカデミー、ヴェローナ・オペラアカデミーを経て、マルティーナ・フランカ・ロドルフォ・チェッレッティ・ベルカントアカデミーを最優秀賞で修了。平成29年度文化庁新進芸術家海外研修員、2019年度明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生。
オペラでは、「La Secchia Rapita」ローザ役でイタリアデビュー。ミラノ・ヴェルディ交響楽団との共演はライブ録音CDとして発売中。「タンクレーディとクロリンダの戦い」クロリンダ、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「愛の妙薬」アディーナ、「オルフェオとエウリディーチェ」アモーレ、「アルジェのイタリア女」エルヴィーラ、「セビリアの理髪師」ロジーナ、「リタ」リタ、「オーロラの誕生」オーロラ、「カルメン」ミカエラ、「椿姫」ヴィオレッタ、「ラ・ボエーム」ムゼッタなど、イタリア各地で多彩な役を演じる。宗教曲では、バッハ《マニフィカート》《ヨハネ受難曲》（伊国営放送Rai 3放送）、《カンタータBWV.51》、ベートーヴェン《ハ長調ミサ》、ロッシーニ《小荘厳ミサ》、ヴィヴァルディ《グローリア》《マニフィカート》、モーツァルト《エクスルターテ・ユビラーテ》《レクイエム》、アルネセン《マニフィカート》などの各ソリストとして、イタリア各地のオーケストラと共演。
これまでに、川原敦子、野田廣志、釡洞祐子、緑川まり、服部容子、ジャネット・ペリー、ルーカ・ゴルラ、パオレッタ・マッローク、ソニア・プリーナ各氏に師事。現在はイタリアを拠点に、スイスや日本でも幅広く演奏活動を展開。加えて、イタリアの豪華客船MSCクルーズ世界一周航路に専属ソプラノとして出演しており、2026年で4巡目を迎える。ハイメスアーティスト会員

渡部美蕗（ピアノ） Mibuki Watanabe , piano

北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース卒業。大学在学中札幌新人音楽会にて札幌市民芸術祭大賞受賞。卒業後のリサイタルシリーズを開始。「渡部美蕗ピアノリサイタルシリーズvol.4」が令和4年度札幌市民芸術祭大賞受賞。2019年韓国テジョン市にてモーツァルト2台のピアノための協奏曲を演奏。その他ショパン国際コンクールinASIAや大阪国際コンクール、飯塚新人コンクールなど様々なコンクールで入賞、入選。リスト音楽院セミナーではシャーンドル・ファルヴァイ氏、イシュトヴァーン・ラントシュ氏に指導を受け優秀受講生に選出。
室内楽、伴奏活動も積極的に行っており、第18回中田喜直コンクールにおいて伴奏賞であるNHK旭川放送局賞、三浦洋一賞を受賞。新進演奏家育成プロジェクトリサイタルシリーズなどリサイタルの伴奏なども数多く手掛ける。
これまでにピアノを楢原素子、浜田典子、齋藤まき子、故黒川武、水田香、安井耕一の各氏に、室内楽をフリーデリケ・キーンレ氏に、作曲を故小島佳男氏に師事。札幌音楽家協議会、ハイメス各会員。旭山合唱団ピアニスト。